喜こんぶ印のみついし昆布

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2016/07/11 21:24

100年以上も変わらず受け継がれてきた製法

昆布漁は毎年7月1日に解禁され、10月末まで行なわれます。収穫した昆布はその日のうちに乾かさなければなりません。晴天が少ない年は収穫量が減り、供給量を確保するのが非常に大変です。

漁は午前3時過ぎから準備開始。通常は午前5時過ぎには旗が揚がり漁を開始。昆布は7~8mの磯舟に乗って、鎌を使わず力で引き抜きます。収穫量に応じて10時~12時頃まで漁は続きます。


収穫されたみついし昆布は、早朝から浜辺に敷き詰められ、たっぷりと太陽の光を浴びます。砂利浜の小石の空間は、ほどよい通気をもたらし乾燥を促すと共に、浜風によりじっくりと昆布にうまみが凝縮されていきます。独特の風味は、この天日干しでしか出せないもの。高品質の伝統は、まさに浜の宝となっています。

 

7月に収穫した昆布は天日でしっかり乾燥させうまみを凝縮して、初出荷は9月上旬頃になります。

100年以上も変わらず受け継がれてきた製法は、今もしっかりと極上の品質を守り続けています。